2010年1月14日木曜日

暖かい木曜日

今日は快晴。気温は71度(摂氏21.6度)の暖かい日でした。デリックは午前中ロングビーチでアジリティのファウンデーション・クラス。今日挑戦した内容は、最初は、3つのほぼ直線のジャンプから180度で4つ目のジャンプ、そこからちょっと距離のあるタイヤへ走って、タイヤのあとはかなり小さな弧を描いてダブルジャンプへというシーケンス。180で犬が大回りをすると、犬のラインがタイヤではなくてその前のちょっと横にある別のジャンプのように見えてしまうので、その場合はスレドルで犬のラインをタイヤへ戻すという練習。デリックはスピードがありすぎていつも大回りをするのですが、今日はまあまあでスレドルなしでタイヤへとつなげられました。ところが、歩幅の調整がうまくいかず、タイヤにひっかかって枠ごと引っ張っていってしまいました。怪我はなく、心理的にもそれほど動揺しなかったようですが、次のランではタイヤを慎重にクリアしていました。今日のところはタイヤをうまくクリアすることに集中して、タイヤがうまくいったらトイ(toy)を投げて褒めてやり、ダブルジャンプにつなげることはしませんでした。

2番目の練習は、Aフレームとトンネルのシビア・ディスクリミネーション(severe discrimination)。最初のジャンプのあと、Aフレームが右、トンネルの入り口が左に並んでいて、トンネルを選ぶように小さなスレドル(threadle)で合図します。うまくいきました。もっとも、Aフレームよりトンネルのほうが好きだからトンネルを選んだのかもしれませんが。トンネルの先には180のジャンプが並んでいて、最初の練習はジャンプの前面からジャンプ、次の練習はジャンプの裏側からジャンプするもの。デリックはジャンプの裏側からジャンプするという概念がまだ薄いようで、どうしてもジャンプの前面からジャンプしようとしました。そこで、今週のホームワークはワンジャンプで、裏側からジャンプできるように練習すること。今月号のClean Runマガジンに参考になる記事がありました。

家に戻ってウィーブポールを少し練習。昨日と同じ設定でエントリーアークを変えて短時間の練習。もうちょっと練習が必要です。

クリスは散歩がてらにいくつかオビーディエンスの動きの練習。公園ではサッカーのゲームをやっていて、観戦している人たちの近くでインパルス・コントロール(impulse control - 自分の感情を抑えて行儀良く振舞うこと。このビデオ、たいへん参考になります)の練習。クリスは出会う人みんなに挨拶をしなければすまない性格なので、すぐ近くに人がいる場所で我慢してシット・ステイ(sit stay)またはダウン・ステイ(down stay)をするには相当の我慢力が必要なのです。でもセラピードッグとしてはこれは絶対に必要です。今日はちょっとクライテリア(criteria)が高すぎたようで、シット・ステイしているとお尻がだんだん浮いてきていました。次回はもっとハイバリューのトリートをもっと頻繁に与えて(これをhigh rate of reinforcementと言います)、クリスが成功するようにしてあげなければ。

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